二重まぶたはいつから日本に浸透したの｜二重まぶたの口コミが豊富な二重まぶたNavi！！

現存する資料の中では、江戸時代の書物に、二重は初めて言及されます。江戸時代中期の建部（たけべ）綾足（あやたり）という方が書いた『本朝水滸伝（ほんちょうすいこでん）』という書物が初出です。ただ、このときは特に一重まぶたより二重まぶたは美しいという文脈になっているわけではありません（張競『美女とは何か―日中美人の文化史』角川ソフィア文庫、2007年）。江戸時代はむしろ大きい目はまだ醜いとされる時代でした。コンタクトなどをしてより大きい目に見せようとする現代から考えると驚きですね。切れ長の目が男性も女性も美人の条件であり、一重まぶた、二重まぶた、どちらでも美しかったのだと思われます。

白人はみな二重まぶたです。一重のまぶたは、英語で何と言うかご存知ですか？
Oriental eyelid　＝東洋（人）のまぶた、
Μongolian eyelid＝モンゴル（人）のまぶた
…と言うように、東洋人の特徴として捉えられています。それだけ欧米人からすると特徴的なのでしょうね。二重まぶたのまなざしは、東洋人からすると羨望の的ですが、欧米人からすると一重まぶたもセクシーなんだとか。無いものねだりなのかもしれませんね。